中小企業診断士 自動採点問題集

中小企業診断士 練習問題【12】 -企業経営理論-
組織文化論に関する次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. 組織文化とは、企業の構成員が共有する価値観や行動様式のことであり、組織文化論では強力な組織文化のもとでは、組織構成員は公式ルールや権限などに左右されないとされる。
2. シャインによれば組織文化には表層と深層があり、表層にある創業者の信念や指導原理といった「人工物」を繰り返していくうちに、組織内では当然の意識すらしない「価値」となって文化を形成していく。
3. シンボリック組織論では、組織の意味の創造・維持を行うシンボリック活動のパターンに注力し、文化は共有されたシンボルと意味のシステムとされている。
4. 組織文化やシンボリックなアプローチによる組織論は、組織活動における合理的側面よりもむしろ非合理的側面によって組織をとらえようとしている。
(10点)
次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. 官僚制組織は、規則中心の原則、階層別の原則、専門主義の原則、非人格性の原則にもとづき運営されており、環境に変化がなく、突発的な事柄が起こらない場合には非常に効率的な組織である。
2. 硬直化した組織を動態化させる手段として組織をフラットにすることが有効であるが、フラット化を行うためには、仕事の進め方、処理方法など事細かに規則を定めることが重要である。
3. プロジェクト組織は各部門の専門家を集めた臨時・目的組織であるが、比較的大きな長期間にわたるテーマの際にはプロジェクトチームが、目前の業務に対して短期間で完了する場合にはタスクフォースが編成される。
4. マトリックス組織は、機能別組織と恒常的なプロジェクト組織を組み合わせた組織形態であり、定例的業務の効率的な遂行と新規課題の機動的解決を同時に達成しようとするものである。
(10点)
バーナードの公式組織論に関する次の文章のうち、誤りであるものを1つ選 べ。
1. 組織の成立要素は、①コミュニケーション、②協働意欲、③共通目的である。
2. 権限はより上位から与えられたものである。
3. 協働体系とは「1つの明確な目的のために、2人以上の人々が特殊な体系関係にある物的、生物的、個人的、社会的構成要素の複合体」である。
4. 組織が存続・成長するには、「参加者の貢献≦参加者への誘因」でなければならない。
(10点)
テイラーの科学的管理法として、誤りであるものを1つ選べ。
1. 差別的出来高払い制度
2. 職能別職長制度
3. 標準化と移動組立法
4. 課業設定
(10点)
人間関係論に関する次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. ホーソン工場での実験によって、労働者の意欲・感情が生産性に大きく関わっていることが明らかになった。
2. 企業には技術的組織と人間組織があり、人間組織は企業の共通目的に向かって協働する多数の人間からなる組織である。
3. 人間組織は多様性を有する個人的状況に準拠している個人と、個人的状況を超えた社会的組織から構成される。
4. フォーマル組織は技術的生産活動を効果的に達成するための技術的組織であるのに対して、インフォーマル組織は個人の共通の感情によって自然発生的に結びついた個人組織である。
(10点)
期待理論に関する次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. ヴルームは「モチベーションは、努力することによってある行為水準に到達できるという本人の確信度である期待、行動によってもたらされる結果に対する魅力の度合いである誘意性、ある行為によって直接得られる結果と付随して得られる結果との相関の程度である道具性の積和によって示される」と主張している。
2. ポーター=ローラーは期待理論のモデル構築のため、①報酬の価値、②報酬可能性、③努力、④能力と資質、⑤役割認識、⑥業績、⑦報酬、⑧認知された公正な報酬、⑨満足、の9つの変数を提示している。
3. 業績に対する報酬にも2つの側面があり、友情・尊厳・自己実現などの本質的報酬と賃金・昇給・昇進などの付随的報酬がある。
4. 報酬は業績によって決定され、業績は努力によって決定される。つまり、努力=業績である。
(10点)
次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. リーダーシップの理論発展過程は、資性論→行動論→二次元論→状況論という流れで発展してきた。
2. マネジリアル・グリッドは仕事に関する関心、人間への配慮といった2次元で表現しようとするもので、9×9=81のリーダーシップ・スタイルで構成されており、5-5の中道型が最も優れている。
3. PM理論はリーダーシップの集団機能として、集団の目標遂行機能と集団の維持機能とによって、リーダーシップの型を位置づけている。
4. 三隅二不二のPM理論は実証的な理論であり、ブレーク&ムートンのマネジリアル・グリット理論は経験論的なものであるといわれている。
(10点)
SL理論に関する次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. SL理論はバーシィ&ブランチャードが提唱した理論であり、状況要因を部下の成熟度においている点がフィードラーの状況適応論と異なる。
2. 部下の成熟度が低い場合には、リーダーはタスク志向が高く、人間志向が低い行動スタイルが望ましい。
3. 部下の成熟度が高まるに従って、タスク行動を少しずつ下げて人間志向を高めていくことが望ましい。
4. 部下の成熟度が中間あたりにきたときから、タスク志向と人間志向のバランスをとりながら上げていくことが望ましい。
(10点)
一体化度・無関心度による組織メンバーの類型化に関する記述のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. 一体化度とは、メンバーが組織と目的、価値を共有している程度をいう。
2. 無関心度とは、組織の各メンバーに存在する企業の命令や指示に対する「無関心圏」の大きさを示す。つまり、無関心圏が大きいほど無関心度が高く、上司の命令に従わなくなるということである。
3. 無関心度は低いが一体化度が高いメンバーを問題解決者型と呼び、このタイプのメンバーが多いほど組織活性化されている状態である。
4. 無関心度が高く、かつ一体化度が高い組織メンバーを受動的器械型と呼び、このタイプのメンバーはいわゆる指示待ちタイプである。
(10点)
次の文章のうち、誤りであるものを1つ選べ。
1. 従業員持株制度には、従業員の資産形成を推進することによって、従業員の定着化を図るという副次的な効果も期待できる。
2. 成果配分制は、企業の上げた利潤の一部を従業員に分配することによって参加意欲の向上を期待する制度であり、日本企業におけるボーナス制度は本来、成果配分別機能を有している。
3. 労使協議制は、労働条件の維持や改善、労働協約などの締結などの交渉、労使関係の協議を行う制度である。
4. 小集団活動の代表的なものにQC活動、ZD運動が挙げられるが、これらの運動は何らかの業務改善などを伴うことから、提案制度、報酬制度を設けることでより効果が高まる。
(10点)